2008年01月29日

肝細胞がん

日本肝臓病患者団体協議会(日肝協)常任幹事で、東京肝臓友の会事務局長も務めていた天野秀雄さん(59)が今月22日に肝細胞がんで亡くなった。病を押し、肝炎患者への恒久対策実現を国会などで訴え続け、インターフェロンの治療費助成制度が始まろうとする矢先だった。天野さんの死は29日の衆院予算委員会でも取り上げられ、恒久対策の実現をともに訴えてきた薬害C型肝炎訴訟の原告も傍聴席で見守った。

 日肝協によると、天野さんは92年、会社で勤務中に突然、食道静脈瘤(りゅう)破裂で倒れて入院。初めてC型肝炎に感染していることが判明した。しかし、それ以前に手術などで輸血をした経験はなく、感染原因は分からなかった。

 95年に東京肝臓友の会に入会し、会員向けの相談事業に積極的に参加。98年には自らの闘病体験を交えた小冊子「C型肝炎のあなたへ」を執筆し、肝臓がん予防のため、働き盛りの人にウイルス検査を受けるよう呼びかけた。副作用に耐え3度のインターフェロン治療に挑み、いったんウイルスを排除することには成功したが、昨年末、5度目の手術を受けた後に病状が急変し、亡くなった。

 システムエンジニアらしく、仕事は緻密(ちみつ)で、日肝協が力を入れてきた恒久対策の実現に向けた活動では、中心的存在として国会などで陳情を続けた。訴訟の傍聴などを通じ原告を側面から支援もしてきた。

 29日の衆院予算委で山井和則委員(民主)は「天野さんは8年前から(インターフェロンが効かない)肝臓がんや肝硬変への治療費助成を訴えていた。現状を放置したままでは救える命がどんどん失われる」と述べ、救済拡大のため与野党が早急に協議するよう訴えた。

 全国から原告24人が傍聴に駆け付けた。原告団代表の山口美智子さん(51)は「天野さんの遺志を受け継ぎ、原告一丸となり充実した恒久対策を実現する」と決意を新たにしてた。【江刺正嘉】

毎日新聞 2008年1月29日

がんは多いですねぇ
posted by とりっぴー at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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